Rindas Diary

Game,Animal,Movie:通称【GAM】について書いていこうと思います。

人生は選択だらけ..『Life is Strange』【ネタバレ・考察】

皆さんは『Life is Strange』を知っていますか?

ボクはゲーム実況で見ていて感動しました。

ほんとに涙しました。

スマホ版も出ているのですがリアルに保存しておきたいのでps4のパッケージ版を買いました。

今回はそんな『Life is Strange』を自分なりに解釈をして謎を解いていきたいと思います。

 

Life is Strange

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ストーリー

『Life is Strange』 はプレイヤーの選択によって物語の内容が変化するアドベンチャーゲームです。主人公は、オレゴン州の田舎町にある高校で写真を学ぶマックス。突然、時間を巻き戻す力を手に入れた彼女は、5年ぶりに再会した親友のクロエとともに、女子生徒レイチェル・アンバーの失踪事件を調べ始めます。

物語の舞台となるアルカディア・ベイは、豊かな自然に囲まれた海沿いの町。フィッシング競技やビッグフットの話題で活気づいた当時の面影が、訪れる人々の郷愁を誘います。時間を巻き戻す力との関係は不明ながら、マックスは、この静かな町が巨大な嵐にのみ込まれる白昼夢を何度もみることになります。

プレイヤーはマックスを操作し、全寮制のブラックウェル高校で学校生活を送っていきますが、マックスの能力によって好きなタイミングで時間を巻き戻すことができます。発言や行動を何度もやり直せば、学校内外の人間関係をうまく築いていけるほか、物理的な危険も回避することができます。ただし、今は良さそうに思える選択が、後々良い結果をもたらすとは限りません……。

www.jp.square-enix.com

 

概要

タイトル:Life is Strange (ライフ イズ ストレンジ)

プラットフォーム:PlayStation®4/PlayStation®3*

発売日:2016年3月3日(木)

希望小売価格:4,888円(税込)

ジャンル:アドベンチャー

プレイ人数:1人言語仕様:音声-日本語/英語 字幕-日本語/英語CERO:D(17才以上対象)*

開発会社:DONTNOD Entertainment

 

シリーズ

この作品は3まで出ています。

『Life is Strange』

『Life is Strange:Before the Storm』

『Life is Strange2』

Life is Strange: True Colors

ここで4作あるのは『Life is Strange』の追加コンテンツにあたる『Life is strange:Before the Storm』を含んでいるからです。

この作品はパッケージ版もあり、クロエとレイチェルの物語を描いた作品です。

Life is Strange: True Colors』は海外ではすでに発売しているものの日本での発売は未定だそうです。

『Life is Strange:Remastered Collection』の発売が9月30日にされます。

 

『Life is Strange』ネタバレ・感想

世界観

まずボクが思ったことは絵がリアルではないけど美しいということです。

絵画的美しさがこのゲームにはありました。

そしてフォントも丸っぽい雰囲気がありゲームをやっていて疲れないという印象を受けました。

本作の舞台となるオレゴン州にある、太平洋 に面した田舎町。マックスやクロエの生まれ故郷で、観光名所と言える場所はないが、岬にある灯台が印象的でした。どことなく寂しさを感じる町ですがブラックウェル高校の賑やかさが対照的でした。

 

青い蝶の意味

最初の女子トイレの蝶、そして大事な場面で出てくる蝶はどういう意味を持つのでしょうか。このゲームをやっていて疑問に持ったはずです。

その意味はバタフライ・エフェクトです。

力学系の状態にわずかな変化を与えると、変化がなかった場合とでは、そのあとの状態が大きく変化してしまう現象です。つまりカオス理論に結びつきます。

本作でいう雪が降ったり、月が2つになったり、大嵐がきたりすることが予測できないとされる複雑な様子を示す現象です。

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カオス性を持つローレンツ方程式の解軌道が蝶のような形になることからバタフライ・エフェクトと言われています。

 

サミュエルの正体は...?

ブラックウェル高校の公務員のサミュエル。彼はマックスと話すとき、核心づいたような発言をすることがあります。マックスの守護動物は鹿であるといったこともありました。彼は動物好きで学校にいるリスなどに餌を与えています。そして鳥が大量死した時には学校にあるトーテムポールの下に埋めてあげていたそうです。トーテムポール自然のまま朽ちて土に返っていくのが良いとされ、保存や修復は意味のないものとされていました。そしてトーテムはその部族・氏族などと特別の関係にあると信じられる動植物・自然物。また、それを造形化した記号です。つまりサミュエルは守護霊のようなものでマックスの血筋を今までずっと見守り続けてきたのではないでしょうか。お母さんも誰かを犠牲にしてアルカディア・ベイを守ったのではないでしょうか。サミュエルはマックスを導くために存在しているからこそ知識がありマックスを助言するようなことをしてきたのだと思います。

 

ブラックウェル高校の仲間たち

マクシーン・コールフィールド

本作の主人公。18歳。本名は”マクシーン”であるが、自身を含めて皆マックスと呼んでいる。ショートボブの女子学生。5年前に両親の仕事の都合でシアトルに引っ越したが、写真の勉強をするために1ヶ月前アルカディア・ベイに戻り、ブラックウェル高校に編入した。時間を巻き戻す能力に目覚める。自分に自信を持てず内向的な性格であるが、写真の腕は確かなようで著名な写真家であるジェファソン先生からは度々写真を「日常ヒーローコンテスト」に応募するように勧められている。インスタントカメラを常に持ち歩いており、そのカメラで自撮りをするのが趣味。

クロエ・プライス

マックスの親友。19歳。青色に染めたショートヘアの女子。元々は優秀な生徒だったが、5年前に父親が亡くなったうえ親友のマックスも街を離れたことで、すっかりやさぐれてしまい、エピソード1の開始時点で既にブラックウェル高校を退学している。マックスが街を離れた後、レイチェルと出会い親友になるがレイチェルも失踪でいなくなってしまった。マックスは5年ぶりにクロエと再会した際、風貌が余りにも変わっていたため、すぐにクロエだとは気付かない程だった。本編内で印象的に登場する「青い蝶」はクロエのイメージと重ねられており、クロエの腕にあるタトゥーにも青い蝶が描かれている。

ビクトリア・チェイス

マックスのクラスメイトの女子。18歳。裕福な家の生まれでマックスのような内向的な生徒に高圧的な態度を取ったり、テイラーやコートニーといった取り巻きを連れてケイトをいじめるなどの高慢な振る舞いが目立つ。よくネイサンとつるんでいる。ジェファソン先生を信奉している。

ケイト・マーシュ

マックスのクラスメイトの女子。18歳。クラス内ではマックスと最も仲が良くお互いに信頼している。成績はGPA3.9と優秀で、礼拝には欠かさず通っている敬虔なキリスト教徒。

レイチェル・アンバー

マックスが街を離れた後、クロエの親友となった女子。6ヶ月前に謎の失踪を遂げた。行方不明のポスターが町中に貼られている。

ネイサン・プレスコット

マックスのクラスメイトの男子。19歳。アルカディア・ベイで実質実権を握っている名家の長男。成績は優秀であるが短気で素行が悪く、マックスやクロエと度々衝突する。学内サークル「ボルテックス・クラブ」を取り仕切っている。

ウォーレン・グラハム

マックスの男友達。16歳。クラスは別(科学科)だが、マックスとは仲が良い。良くも悪くも口が上手だが、マックスに気がある様子で、マックスのために躊躇なく男気をみせる場面も。成績もGPA4.0と優秀。映画マニアでテレビも趣味。

マーク・ジェファソン

マックスのクラスの男性教師。90年代を代表する写真家であり、著書や雑誌の取材を多数持つ。マックスがブラックウェル高校を選んだのも彼がいるからという面が大きい。マックスに写真の才能を見出している。

デイビット・マドセン

元軍人であり、現在はブラックウェル高校の警備主任。クロエの継父。彼なりに生徒の安全を考えているようであるが、学内に多数の監視カメラ導入を提案したり、些細なことで生徒に強く詰問するなどいささかやり過ぎの一面がある。家族愛はあるが、クロエとの仲は険悪。

サミュエル・テイラー

ブラックウェル高校の学校用務員。雰囲気や言動が独特で、一部の生徒からは気持ち悪がられているが、マックスは個性的だと好意的に見ている。

 

人間性

なんかゲームしてて思ったのがみんな根は優しいんだなと思いました。この自然がありふれた町で学校生活を送れていることで心も豊かになるのだと思います。ビクトリアもいつもそっけない意地悪な口調ですが、話しているうちに素直な口調になっていきます。その時は思わず笑ってしまいました。つまりこの世界で根っから腐っているのはマーク・ジェファソンだけということになりますね。